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第8章「Secret & Quest」

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脚本:木村 暢/絵コンテ:河本昇悟/演出:名和宗則/作画監督:八木澤修平、菊地康仁、入江 篤、梅田貴嗣、山本真理子、酒井秀基、佐藤 好

エーテルリアクタの生産地、アルフヘイムに魔獣シェルケースの大群が迫っていた。アルフヘイムが壊滅すれば、エルの「理想のシルエットナイト作り」の野望も潰えてしまう。

エルは奮起し、銀鳳騎士団はただちに出陣。最後の防衛拠点、アルチュセール山峡関要塞が陥落しようとする瞬間、勇壮にはためく騎士団旗とともにエルたちが到着した。

だがシェルケースの“女王”と遭遇したエルたちは、その巨大さに言葉を失うのだった。

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アルフヘイム(森都)

アルフヘイム(森都)は、フレメヴィーラ王国南西部にある、エーテルリアクタの生産地。そこに暮らす魔と技の民「アルヴの民」は、500年の寿命をもつ長寿の種族である。アルヴの民は200~300年ほど生きると、周囲への関心や活発さを失い、眠りと思索の間を生きるようになる。寿命を終える頃のアルヴは、ほとんど樹木と変わらないという。

アルヴの民は、アルフヘイムを「郷(さと)」と呼び、一般の人間を「徒人(あだびと)」と呼ぶ。町の中央部にある白亜の塔には、アルフヘイムの中枢機関「森護符」が置かれ、アルヴの長、エルダー(大老)が座している。

アルヴの民は、徒人と互いに「法」を取りかわし、アルヴの民がエーテルリアクタの製造を行い、徒人はその対価として食糧や防衛力を提供。フレメヴィーラ王国は、アルフヘイムを護る最終防衛拠点としてアルチュセール山峡関要塞を置き、守護騎士団アルヴァンズが鉄壁の護りを固めている。こうした徒人との交渉や橋渡しを行うのは、アルフヘイムから外界に出て活動する「衛使(えいし)」の役目である。

徒人が要塞から先へ進むことは固く禁じられ、衛使とエルダーに認められた者にしか立ち入ることはできない。エルはエルダーの許しを得、森護符の奥へと招かれ、ついにエーテルリアクタ製造の核心に触れることになる。