ナイツ&マジック│TVアニメ公式サイト

story

1
2
3
4
5
6

第7章「New & Old」

07

脚本:木村 暢/絵コンテ:小島正士/演出:森 義博/作画監督:梶浦紳一郎、山内則康、猿渡聖加

ついに完成した人馬騎士ツェンドルグ。銀鳳騎士団はテレスターレなどの新型機も携えて、ラボとの模擬試合に挑む。

一方のラボ側は、試作機カルダトア・ダーシュを、手練れのナイトランナー集団“アルヴァンズ”に託す。試合はエルの意表を突く先制攻撃で幕を開けた。

想定外の戦いに、序盤こそ圧倒されたアルヴァンズだったが、徐々に銀鳳騎士団を圧倒し始める。この展開を予測していたエルは、冷静に逆転の機会を見定めていた。

今週のイラスト

今週のナイツマニア

オプションワークス②

フレキシブルコート(可動式追加装甲)は、シルエットナイトの背中から両肩の周囲までを覆う追加装甲である。様々な形状の装甲版をサブアームでつなぎ留めた構造を持ち、相手の攻撃に対してすばやく変形・移動して機体を防御する。

防御装備ながらサブアームの脆弱な可動部を強化魔法で補うため消費魔力は過大であった。魔力の消耗を抑えるために、攻撃を直接受け止めるのではなく、装甲を傾斜させて「受け流す」ことを重視した動作パターンがスクリプトとして登録されている。

ライトニングフレイルは、シルエットギアのワイヤーアンカーを大型化し、シルエットアームズと組み合わせた直接電撃兵装である。機体の籠手部に内蔵されたアンカーは、シルバーナーヴを通したワイヤーに接続された状態で射出、圧縮大気によって加速を続け、攻撃対象へと突き刺さる。着弾後はナイトランナーの命令によって電撃系のオーバード・スペルを発動、攻撃対象に膨大な電流を送り込むことを可能とした。

電撃系魔法は指向性を持たせることが困難で、電撃を標的へと誘導するための術式が必要となるため、爆炎系魔法に比べてスクリプトが複雑になる傾向があった。このライトニングフレイルは、電撃系魔法の欠点を物理的な方法で解決した装備といえよう。